
フェアトレードは日本語に訳すと公正貿易という意味です。途上国の人々に"仕事の機会を提供する"とともに、"自らの力でくらしを向上させる"ことを支援するために適正な価格で継続的に取り引きをします。途上国の経済的・社会的・環境的問題のバランスをとる、持続可能な社会づくりに貢献する取り組みです。

コープでは2009年4月から「グリーン・プログラム フェアトレードバナナ」を取り扱っています。このバナナの産地は南米、コロンビア共和国のサンタマルタ市です。

1袋ご利用につき約4円がサンタマルタのバナナ農園の労働者団体に支払われます。2009年度・2010年度に還元した金額は合計約485万円でした。還元金の使い方は農園労働者の総会で決定されます。
期間 |
還元金額 |
供給数量 |
供給金額 |
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2009年度 |
282万7,048円 |
70万6,762袋 |
1億9,026万円 |
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2010年度 |
202万20円 |
49万982袋 |
1億3,470万円 |
現地ではこれまでに、コロンビア政府や地元の自治体からの補助金も合わせ、農園労働者のために100棟の家を建設しました。また、学校の建設や下水道や道路の整備などにも使われました。
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以前はみな、このような粗末な家で暮らしていました。 |
建てられた100軒のうち70軒には、内戦で立ち退きを余儀なくされてバラック小屋に住んでいた家族が入居しています。 |
他国からの侵略や支配を乗り越えてきたコロンビアですが、国内では今も内線が続いています。
コープのフェアトレードバナナを、栽培からパッキング・輸出まで管理するサンタマルタのサマリア社では、1990年代から、貧しい人や戦争から逃れてきた人たちの雇用を進めてきました。現在、約850人全員が正規に雇用され、安定した生活を送っています。

石造りの家の一軒に住むフリオ・カランザさんご夫婦の話。
「以前はみんな、木材やトタンで作った家に住んでいました。すきまから入る風のせいで、気管支炎や喘息にかかる女性や子どもが多かった。
また、明かりはランプを使い、水は川から運んでいました。だから今の家に住めて、本当にうれしいです。」
「農園で働くことで年々暮らしやすくなり、働く喜びと幸せを感じています。収入が安定し妻もとても喜んでいますし、家にテレビもあります。子どもたちは元気に学校に通い、パソコンを使う勉強までしているんですよ。」

真新しい家にピンクのカーテンが揺れ、くらしを楽しむゆとりが伝わってきます。
2009年3月2日(月)、フェアトレードバナナの供給開始にあたり、コロンビア共和国の大使と現地栽培・輸入会社のダーボングループ、加工メーカーの田中青果加工(株)とユーコープ事業連合は懇談を行いました。

コロンビア共和国 パトリシア・カルデナス・サンタマリア大使とメッセージの交換をする、ユーコープ事業連合の専務理事 鶴田豊彦(肩書きは当時)
「コープがフェアトレードバナナの扱いを決めたことをうれしく思います。この提携が長く続くことを願います。コロンビア共和国は、持続可能な農業と北コロンビア地方の経済発展、何千というコロンビアの家族への福祉貢献を確実にするこの活動を支援していきます。」
「コープは組合員のくらしを大切にするとともに、世界の国々の人々も平和で安定した生活ができることを願っています。その一つの取り組みとしてフェアトレードの持つ意味と価値について組合員と共有化を進めて参りたいと考えております。」