2012 国際協同組合年

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コープの食と食料

地球の元気のために コープの産直「えびなトマト」

地産地消の取り組み

樹で熟したトマトをハウスから売場まで直結させています

コープの産直産地のひとつ、「トマトガーデンエビナ」は6人の生産者で、ハウスから売り場まで直結させる「地産地消」の取り組みをしています。
ハウスでは、1月から8月までトマトの栽培、9月から12月までキュウリの栽培をしています。収穫は毎朝行われ、選別や袋詰めを後、全農神奈川中央べジフルセンターを経由して、コープのお店や宅配センターから組合員の食卓に届きます。

生産者からひとこと1

種を覆うゼリーがトマト本来の味

大熊 千秋さん、進さん

種がしっかりあって歯ごたえがあり、その種を覆っているゼリーに酸味があるのが本来のトマトの味です。中まで赤い果肉で種の少ないものを好む消費者の方が多くなっていますが、ぜひ、酸味と果肉の甘みのバランスを楽しんでください。

大熊 千秋さん、進さん

生産者からひとこと2

おいしいトマトの秘密は根っこにあり

鴨志田 寛さん

甘みと酸味の絶妙なバランスがおいしいトマトの決め手です。トマトのできは根っこの状態に左右されます。ですから急に追肥をしたり、水をやりすぎないようにし、根っこをびっくりさせないように気づかっています。
トマトの樹は成長を見ながら脇芽を取り、摘花、摘果、摘葉をすることで、いいトマトができます。花は元気のないものや色が薄いものは、いい実にならないので、こまめに摘み取ります。

鴨志田 寛さん

生産者からひとこと3

おいしいトマトは虫をうまく活用する

石川 英和さん

マルハナバチを使って受粉させているので、自然交配と同じだから、うちのトマトの種からはよく芽がでます。またオンシツツヤコバチも活躍しています。これはオンシツコナジラミやタバココナジラミという害虫の天敵となります。
害虫は、トマトの葉の汁を吸って液体を排泄します。排泄物の上には黒いカビ(すす病)が発生し、これが葉や実につくと光合成ができずに株が弱ってしまうのです
天敵を使った害虫駆除は安全性は高いのですが、費用が化学合成農薬などよりかかるので、効果的でにうまく使うには勉強と経験が欠かせません。

石川 英和さん

食品残さ利用の取り組み

トマトのできをよくするために生ゴミを活用した堆肥を使っています

トマトのできを大きく左右するひとつが、堆肥です。「トマトガーデンエビナ」では、コープ愛川農産セットセンターからでる「出どころ確かな」生ゴミを活用した堆肥も使っています。
コープ愛川農産センターは、コープの宅配「おうちCO-OP」の農産品の袋詰めや箱へのセットを行っています。入荷した農産物を一点一点品質チェックし、お届けできない品質のものを除外しています。これらの野菜くずは近くの堆肥会社(株式会社ユニバーサル企画)に運ばれ、この会社で、野菜くずに牛ふんや馬ふん、おがくずなどを混ぜ、熟成させ堆肥を作っています。このように「出どころが確か」な残さでできた堆肥は、とってもよい匂いがします。それは腐っているのではなく、発酵しているからです。

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